勘違いしている「インターネットマーケティング」の巻

2020年5月11日月曜日

マーケティング


「インターネットマーケティング」
なんかカッコイイひびきですよね。そういう仕事に憧れる学生・若者が少なくないのも想像できます。

今の会社、インターネットでマーケティングをする専門の子会社があります。子会社といっても中小企業のさらなる子会社なので、できることも限られているのでしょう。実際、おこなっているのはソーシャルの活用です。Twitterのつぶやきなどなど。。。正直、イロイロ思うことはあるのですが、とりあえず、そこは触れないでおきます。

この子会社の存在が親会社に悪影響を与えています。
マーケティング=バズをあげること
という勘違いが蔓延っています。もちろん、注目していただかないと仕事になりません。特に、エンターテインメント業界においては、注目度というのは大事です。

問題は、バズをあげることばかり考えてしまって、ビジネスにならない。つまりは、収益に対して影響を与えていないということです。

そういった状況も、いまは一旦棚上げしておきましょう。最大の問題は、
本当の意味の「マーケティング」を誰もおこなっていない。
という点です。マーケティングという言葉をWikipediaで調べてみると
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
とあります。子会社は、「その情報を届け」ということだけを切り出して、実施しています。親会社が、その他の部分を担当すればよいのだけど、実際は、そこは誰もやってない。。。

もっと、商品やサービスをかんがえないといけないんですよね。

お客様が価値を感じてくれる魅力的なサービス・商品を作り、5W1Hを意識して、届けていく、それがマーケティングだと思います。単に、バズを上げるだけがマーケティングではありません。