カオスなIDの巻

2020年5月11日月曜日

ICT 中小企業

前回は、電子メールシステム、つまりは、メールサーバーな話でした。今回は、半分、その続き。

メールアドレス。重要ですよね。一度決めて、名刺なんかに記載しまったら、ほぼほぼ変更できない大事な文字列。

技術顧問に任命いただいた際に、メールアドレスつくってもらいました。その際、勝手にしていされることもなく、こちらで指定した文字列で作ってくれちゃいました。今回は、そのlocal-part、アカウントなんて呼ばれる部分の話です。

学生が学校で発行してもらうメールアドレスの場合、学籍番号なんかが、アカウントに指定されることが多いと思いますが、中小であっても企業は企業、普通は、氏名の組み合わせにすることが多いと思います。

その際、どういった組み合わせにするのか、ルールをきめておかないと、アカウント名がカオス状態、IDがカオス状態になるということです。

例えば、イグザンプル商事「田中一郎」(TANAKA, Ichiro)さんの場合、名前に名字のアルファベットを足して
Ichirot@example.com
だったり、名字に名前のアルファベットを足して
itanaka@example.com
だったり、それこそフルネームをピリオドで繋いで
ichiro.tanaka@example.com
のような命名規則をつくっておくべきだとおもうのです。

が、予想通り、この会社にはそんなものはなく、付け放題っぽいメアドが多数。特に名字だけのメアド多いこと。鈴木さんとか、田中さんとか、同性の人が入社されることを予想しておかないのですかね。

でもね。この話。それだけではおわらないんです。

この会社、なぜかSlackが導入されてて、これが結構使われてる。Slackが使われているのはいいのです(slackの前に、G SuiteやOffice365を導入しろよ!というのは正直おもいますが、それは、のちのち導入してもらうってことで)。

slackのIDの命名規則。ビックリです。漢字使ってる。フルネームの人も、名字だけの人も。。。。

導入時に、せめて、メアドとくらいあわせてくれればいいのに。。。アルファベットや漢字交じりのIDで会話するslack、本当にカオスです。

これを正規化するのは、どうしよっかな?って思ってますが、方向性的には、G SuiteかOffice365を導入してもらって、slackとは、ちょっと機能がちがってしまうけど、hangoutかteamsに移行してもらうしかないなぁ、、、というように思ってます。